遺産を受け取る方|相続手続きの流れ
相続とは、被相続人(亡くなった方)の財産を承継する手続きをいいます。
では、この相続手続きには具体的にどんなものがあるのでしょうか。
以下では、多岐にわたる相続手続きを手続きの期間によって区別してご紹介いたします。
相続手続きの流れとは?
相続手続きとして主なものと、その流れとしては以下のようなものになります。
〇被相続人の死亡から一週間以内の手続き
・死亡診断書の取得
・死亡届の提出
・死体埋葬火葬許可証の取得
〇被相続人の死亡から10日~2週間以内の手続き
・年金受給停止の手続き
・国民健康保険証の返却
・介護保険の資格喪失届
・住民票抹消届、住民票の除票の申請
・世帯主の変更届
〇被相続人の死亡から3か月以内の手続き
・相続放棄又は限定承認
・相続の承認または放棄の期間の伸長
〇被相続人の死亡から4か月以内の手続き
・被相続人の所得税の確定申告
〇被相続人の死亡から10か月以内の手続き
・相続税の申告
〇その他
・健康保険証の返却
・遺言書の調査、検認
・被相続人の財産調査
・遺産分割協議、協議書の作成
・不動産の相続人への名義変更
以上が、全体的な相続手続きの流れとその期限です。
相続手続きの注意点とは?
こうした相続手続きについては、外見上明らかなように、その手続きが多く、多岐にわたるという点が注意点としてあげられます。
さらに、そうした手続きを上記の期間内にこなさなければならず、手続きの内容に誤りがあった場合にはそこから新たなトラブルが生まれることとなってしまいます。
そこで、こうした相続手続きをするのが初めてであったり、不安があったりする方は弁護士などの専門家にご相談いただくことをおすすめします。
相続手続きを弁護士にご相談いただくことにより、財産調査や戸籍集め、相続人間における交渉など、相続手続きの物理的・心理的負担を軽減することが可能となるとともに、相続に精通する弁護士がご相談内容につき法律上ミスのないよう確実な手続きをサポートさせていただくことができます。
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