債権一覧

「貸したお金の返還をしてほしい」「代金を支払った商品を引き渡してほしい」などの希望を法的に正当化する請求権のことを、債権といいます。

債権は、契約の相手方や、交通事故の加害者など、特定人に対して相対的に行使できる権利で、契約の相手以外の者や、交通事故における加害者以外の者には原則として行使することができません。

債権を行使して、相手方が任意に支払いを行う場合には、債権に対応する債務(義務)の履行があったとして、債権が消滅します。
これに対して、債務の履行がない場合には、債務不履行の状況にあるため、債権の回収を図る活動を行うことになります。
法的には、訴訟を提起するという手段が考えらえれますが、訴訟を提起して紛争の解決を図ると、費用や時間といったリソースが必要となり、債権の内容によっては、損をする場合もあります。
そこで、債権者としては、自ら債務者に働きかけて、債務の履行を図ることとなります。

その際には、内容証明郵便といった、証明力のある書面を用いて催告をすることや、直接話し合いの場を設けて交渉をするといった手段が考えられます。

弁護士に相談をすることで、迅速適切に紛争を解決することが期待できます。
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