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ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺

「ロト6の当選番号を教える。」や「高確率で当たるロト6の予想番号を教える。」といった電話や雑誌での誘い文句を見たことや聞いたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ロト6やナンバーズなど数字選択式宝くじでは翌朝の朝刊に当選番号が掲載されていますが、それよりも前に当選番号を教えるという手口です。
しかし、こうした情報の提供は詐欺の常套手段です。
今回はこうしたロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺について詳しく解説します。

ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺の手口とは?

ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺の手口は、電話などで「会員になれば、ロト6の当選番号を事前に教える」といって近づいてきます。
最初は情報だけを渡して金銭を要求せず、明日の朝刊を見て確認してほしいと言ってきます。
この詐欺のポイントは、この教えられる当選番号や予想番号が実際の当選番号と一致しているという点です。
では、なぜそのようなことができるのかというと、数字選択式宝くじの抽選は、毎週月曜から金曜の18時45分に行われ、抽選結果はインターネットで公開されます。
そしてそれと同じ情報が翌朝の新聞に掲載されているのですが、この時間差を利用して情報料や登録料を騙し取るのがこの詐欺の手口です。
その他にも「スクラッチの当たる買い方」や「宝くじをネット購入する際の当たる買い方を教える」といったパターンもありますが、こちらの場合にはその情報は確かな根拠のないもので、価値のない情報となっているのに対して情報料を支払わせることで詐欺被害が発生する仕組みとなっています。

ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺への対処法や解決方法は?

では、ロト6などの数字選択式宝くじに関わる詐欺の被害に遭った場合には、どのような対処法や解決方法があるのでしょうか。

①自分で業者と交渉して返金を要求する
まず、考えられるのが自分で業者と交渉し、返金を求めることです。
しかし、このような詐欺業者は返金の請求やクレームの対応には慣れており、被害者自身で返金の交渉を行っても金銭が戻ってくる可能性は非常に低く、最悪の場合には連絡が取れなくなってしまうケースも考えられます。

②消費生活センター(国民生活センター)へ相談する
次に考えられるのが消費生活センターへ相談を行う方法です。
国民生活センターは国が運営する独立行政法人で、消費者契約法に基づき相談を実施する機関です。
公的機関のため、回答に信頼がおける点は良いのですが、その判断に法的拘束力がある訳ではない点や、業者を強制的に話合いの場に出席させる権限が無い点がデメリットとして挙げられます。

③弁護士へ相談する
返金に応じてもらえる可能性が最も高い方法です。
というのも弁護士は訴訟の代理人にもなることができるため、交渉に応じない場合には訴訟を提起することも可能という点で交渉に応じる強制力が働く点が強みです。
デメリットとしては費用がかかる点が考えられますが、無料相談などを実施している法律事務所も多いため、費用面を抑えることも可能です。

ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺の被害でお悩みの方はスマート弁護士法人にご相談ください

数字選択式宝くじに関わる詐欺は、提供される当選番号が実際の当選番号と同じため、相手を信用してしまいやすく、被害額も大きくなりがちな詐欺です。
ロト6など数字選択式宝くじに関わる詐欺でお金を支払ってしまった等被害にお悩みの方は当事務所へご相談ください。

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